この記事を書いている現在、世間は新型コロナウイルス（Covid-19）による影響で様々なイベントやビジネスが自粛されています。テレビでも新型コロナウイルスの話題ばかりで、不安に思っている方も多いのではないでしょうか？

ご家庭でも買い物やレジャーなどの外出を控え、必要最低限にとどめている方も多いことと思います。一日も早くいつもの生活が戻ってくることが望まれます。

 

この記事では業界紙での記事をもとに、あまりテレビでは取り上げられない、手洗い・マスク・うがい以外の予防方法についてまとめています。

 
 

目 次

 
・基本は手洗い・うがい・マスクから
・衣服からのウイルス感染はあるの？
・厚生省が推奨する衣類の扱い方
・洗濯でウイルスは消滅するか

 
 

基本は手洗い・うがい・マスクから

 

コロナショックなどともいわれ始めていますが、改めてマスクや手洗いうがいが見直されています。世界中でも手洗いうがいが定着しているかどうかで、国ごとで感染に歴然とした差ができていることが注目されています。このパンデミックの収束を願うばかりですが、新型コロナウイルスの根絶ではなく、インフルエンザのような季節性のウイルス感染として、付き合っていくしかない、、とも言われています。

 
 

衣服からのウイルス感染はあるの？

 

さっそくですが、衣服からのウイルス感染についてはどうなのでしょうか？手洗いうがいが強調されていますが、感染しているかもしれない人が、咳やくしゃみをして飛沫が空気中を飛んでいる場合、衣服の方が手や顔より面積が大きいですから、当然衣服に付着することになります。

 

報道ではウイルスはものに付着しても数時間から数日程度生きていると言われています。せっかく手洗いうがいをしてもウイルスが付着した衣服を触ってしまっては意味がありません。

 
 

厚生省が推奨する衣類の扱い方

 
ここで厚生省が発表した家庭での衣類の扱い方について取り上げます。

 

感染が疑われる家族がいるときの洗濯の注意点として、
・必ずしもタオルや衣類を分けて洗う必要はない
としています。しかし、
・体液で汚れた衣服、リネンを扱う際は手袋とマスクをつけること
・一般的な洗剤で洗濯し完全に乾かすこと

 

※リネンとは
病院・ホテルなどで、日常使うシーツ・枕カバー・タオル類など、リンネル製品の総称

 

またホテルやクリーニングなど大量の衣類を扱う際は厚生省が２月５日づけで通知した、「旅館等の宿泊施設における新型コロナウイルス感染症への対応」を参照してください。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000594151.pdf
 
 

洗濯でウイルスは消滅するか

 

クリーニングの業界誌ではクリーニングでウイルスが死滅する可能性は高いとされますが、あくまで見解レベルの話です。家庭では洗剤も異なりますし、コロナウイルスはまだ解明されていない点が多くあります。確定的なことは残念ながら言い切れません。業務で行う場合は感染が洗う前に起こってしまうこともあり得るとされています。

ウイルスが数個入っただけでは人間の免疫によって問題にならないことも多いでしょう。やはり感染が起こるのは目や口など粘膜を触ってしまって感染する経路がおおく、普段から無意識のうちに顔を触ってしまっているようです。頻繁に手洗いうがい、顔を触らないという意識付けのためにマスクや眼鏡をするのも良いかもしれません。